FEC自給圏(*)ネットワークとは

私たちは、原発はひとたび事故を起こすと、生活のすべてを失い、取り返しがつかない事態を招くことを思い知らされました。

 

私たちの目前では、原発による放射能汚染と再事故の危険とともに、地球温暖化による気候変動、生態系・生物多様性の危機、食糧・エネルギーの危機、地殻変動による巨大地震の危機、そして、経済・債務危機と多くの危機が複合的に渦巻いています。このままでは、子や孫に、そして、後世に途方もない負の遺産を残すことになると、心から憂いています。

 

また、日本は、エネルギーのほぼ100%、食糧の60%を輸入に頼っています。さらに、自給率40%とされる食糧生産においては、石油なしでは一歩も進まないという状況です。

持続可能どころか現状維持すら困難な状況にあると言えます。

これが、私たちの国の偽らざる現実と言えます。

 

しかし、このような危機と言える状況は、これまでの私たちの生き方を変える絶好のチャンスでもあります。

危機が現実になる前に始めなければなりません。

 

 私たち「FEC自給圏ネットワーク」は、食糧・エネルギー・ケアを自給する暮らし・地域を目指そうという思いを持つ市民のメーリングリストから、さらに2012年7月NPOとして、自然豊かな滋賀県高島市でスタートいたしました。

 

 

 *「FEC自給圏」とは、経済評論家の内橋克人氏が東日本大震災の復興にあたって提言している構想で、「F」は「Foods(食糧)」、「E」は「Energy(自然・再生可能エネルギー)」、「C」は「Care(介護・ケア)」の頭文字です。

 太陽光、太陽熱、風力、小水力、木質バイオマスなど、自然にある再生可能エネルギーを活用して、農業や酪農、水産の再生によって食糧を自給し、同時にケア(介護、医療、教育など)についても域内でまかなう。そして、「FEC自給圏」の形成によって新しいコミュニティの創造を目指すというものです。

 

2012年2月18日 

  「FEC自給圏ネットワーク」メーリングリスト立ち上げ

2012年7月2日  

   NPO「FEC自給圏ネットワーク」の設立