「私のまちに小水力発電」講座第2弾!

2月20日(土)マキノ土に学ぶ里研修センターで、開催されました。

参加者は、関西広域小水力利用推進協議会のメンバーとFEC自給圏ネットワークの参加者とで、100名以上の熱気あふれる講座になりました。
13:00より、関西広域小水力利用推進協議会の理事による講演。

1.「規模に応じた小水力発電の留意点と固定買取価格制度での小水力発電」
  講師:古谷桂信理
2.「川に生かされる小水力発電」
  講師:宮本博司理事
   

その後、2班に分かれて百瀬川に現地視察を行い、視察後、1時間、質疑応答が活発に行われました。

参加者よりアンケートをまとめましたので、ご覧くださ

マキノ講演会小水力参加者アンケート.pdf
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●エネルギーの自給講座&ワークショップ第1回開催報告

≪小水力発電で、地域のエネルギー自立を≫

「暮らし・地域で進めるエネルギー自給講座&ワークショップ」(全3回)の内、18日、国境の願力寺を会場にして、「“地域のエネルギー自給の大きな一歩”私のまちに小水力発電」をテーマにした第1回目の講座&ワークショップが開催され、事前の広報や新聞のよる案内などもあり、定員の30名を大きく上回り、当日取材の新聞記者を含め47名が参加しました。


 講座に先立って行われた、FECネットとして適地候補にあげていた今津からマキノ地区を流れる百瀬川と知内川の2ヶ所を、講師の古谷桂信氏とともに、調査を兼ね見学しました。

中でも百瀬川は幅11m、落差約10mの砂防堰堤を含め何ヶ所かの堰堤があり、等高線から見て100mの落差があることが地図上からも確認され、渇水期のこの時期でも深さ約5cmで、毎秒約0.3トンの水量があることから、200キロワット近くの発電量が見込めることが分かりました。

 また、願力寺のすぐそばを流れる知内川についても、さらに詳しい調査が必要ですがそれなりの発電量が見込めることがわかりました。


 2ヶ所の適地見学を終え、会場の願力寺で昼食をいただきましたが、当初予定人数を大きく上回ったにもかかわらず、数日前から食事の準備をしていただいた、新田夫妻やボランティアの方がたの真心のこもったバイキング料理に参加者全員大感激。本堂前の木陰の庭に用意されたテーブルや椅子にわかれて、参加者同士が歓談しながらの楽しい食事会となりました。


 午後からの講義では、講師の古谷氏の地元「高知小水力利用推進協議会」における小水力発電所建設に向けての適地調査、支援会社設立や事業会社設立、啓発活動の取り組みについてなど、パワーポイントを使って詳しく説明がありました。

 現在、高知県内の発電候補地の現地調査が順次実施され、優先候補地として選定された3ヵ所について、推定される、「落差」、「利用流量」、「最大出力」、「稼働時間」、そして、本年7月から実施された電力会社による固定買い取り制度に基づいての「売電価格」について具体例が紹介されました。

 
 質疑応答では、

1.「百瀬川で小水力発電を設置するに当たって、今日行った調査で分かった範囲でいくらの費用がかかるのか?」→「建設費はざっと2億円かかる」

2.「関電の送電線まで電線や電柱を立てるのに関電が費用を負担してくれるのか?」→「関電の送電線までの電線、電柱の費用はこちら持ち」

3.「かかる費用は参加者で頭割りすることになるのか?」→「事業会社を設立することになるが、関西全体で5か所位建設し、お互いにリスクを分散しカバーするような仕組みにし、費用負担も関西全体で考える。費用の大部分は銀行の融資を受ける。ただ、周辺住民にも呼びかけ出資を募る」

4.「売電価格はどれくらいになるのか?」→「194kw×24h×365日×70%(稼働率)×36円/kwh=4280万円」(推定)

5.「発電機を設置することで川の。流れや、水質を汚染するようなことはないのか?」→「発電機に使用するグリスなどが含まれることがないとは言えないが、汚染するようなものではない」

6.「作った電気を電力会社(関電)に売ってしまうと、せっかく作った小水力の電気を周辺住民が使えないのでは?」→「作った電気は買い取り制度もあり、関電に売ることになるが、結果的には送電線(系統)入った電気は周辺で使うことになる」

等々、古谷氏より一つひとつ詳しく丁寧な応答がありました。

 

講座終了後は、願力寺さんのいろりで、残ったメンバーでお茶をいただき、ほっとした時間を持ちました。


なお、参加者の感想等、アンケートをまとめました。ご覧ください。

参加者のアンケートまとめ
参加者アンケートまとめ.pdf
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●高島市マキノ国境知内川流域(事前)調査

8月7日

 

事前調査第2段で、国境の知内川上流を現地調査しました。

 

今は、夏なので、営業をしていない国境スキー場のすぐそばにある、砂防ダムです。

落差が大きく、水の量も、結構ありました。

 

ススキの藪をかき分けて、10分ほど歩いて、たどり着きました。

 

願力寺の境内にも湧水の流れがありました。

今は、水量が少ない時期ですが、結構流れていました。

 

●高島市今津百瀬川流域(事前)現地調査

7月31日

 

8月18日の小水力発電の講座&ワークショップに先立ち、現地調査の候補地として、まず、メンバーのお勧めの百瀬川の流れを見学しました。

砂防ダムが何ケ所もあり、水の流れも豊かで、車で行けるというのも見学にはぴったりの川でした。

自然が豊かで、美しい山間でした。

この川が小水力発電の適地と言えるのかどうか、私たちには判断ができない状況ですが、講座で学習して、ある程度判断ができるようになることが目的なので、良い教材になるのではと思いました。


また、このような川が、市内各地にあるのではと思いました。

●高島市今津 淡海湖流域調査

4月14日、京都で開催された全国小水力利用推進協議会主催の小水力発電公開シンポジウムが開催され、シンポジウムの翌15日淡海湖流域の現地調査が行われた。

 現地調査には、前日のシンポジウム参加の茨城大学教授・協議会理事の小林 久氏をはじめ、同じく協議会理事の古谷桂信氏ら10数名が参加した。

今回の現地調査は、小水力発電可能な場所の確認が目的でおこなわれたもので淡海湖()へは行かず、中流域の普通河川にある堰堤・砂防ダム(県管理)や、さらに、下流の農業用水路を調査した。


 現地へは、淡海地区小水力エネルギー研究会代表の前川博彦氏と副代表の松本文男氏が案内役を務め、FECネットからは福井が同行した。

 ()淡海湖は灌漑用として、明治45年測量調査から竣工した大正14年まで様々な苦難を乗り越え、実に15年かけて造られた人造湖である。